タウリンは、化学構造中に硫黄を含有する、いわゆる含硫アミノ酸の1つです。他の含硫アミノ酸としてはメチオニン、システインがありますが、タウリンはこれらの含硫アミノ酸のようなタンパク質を構成するアミノ酸ではありません。
ところでアミノ酸はタンパク質の構成成分として大切な栄養素で、分子内にアミノ基とカルボキシル基を有しますが、タウリンの場合にはカルボキシル基ではなくスルホン酸基であるため、タンパク質の合成には利用されず、遊離の状態で組織中に存在するのです。
化学名(IUPAC)は2−アミノエタンスルホン酸で、別名アミノエチルスルホン酸と言い、無味無臭で、水にやや溶けやすく、エタノールにほとんど溶けない性質です。
通常の調理加熱にも強く、壊れにくいのですが、水溶性なので調理条件、例えば煮物などでは約50%も溶け出すと言われており、煮汁も一緒に食べた方が良さそうです。

